身体を楽にするための弾き方①姿勢について
こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
最近新しくレッスンさせていただいた大人の方、数名に
身体をほぐしたり、身体を使って弾くことをお伝えしたら、
皆さん同様に、
「体のことを言われたのは初めてです」
と仰います。
弾く練習しかしてこなかったと。
確かに、弾く練習はとても大切で
それをなくしては上達できないですが、
少しストレッチしたり、呼吸を意識したり、
筋肉の動きに注目するだけで
同じ練習しかしていないのに、
とても弾きやすくなります。
せっかく練習するなら、楽に上手になるほうがいいですよね。
~今回は姿勢について~
①先ずは、座り方。
ピアノの椅子の前に立ちます。
上半身はまっすぐのまま、お尻だけ後ろに突き出します。
ちょっと笑える姿ですが…(笑)
そのまま座ります。
すると、上半身がまっすぐになります。
②次に、呼吸です。
息を吸います。(鼻から)
肩が上がると思いますが、
上がった肩が下へ下へ降りるようにイメージしながら
息を吐きます(口から)
その時に、下腹のあたりに意識を持っていきます。
吐き切ったら、下半身に重心が来るようにすると
肩や、腕の力が抜きやすくなります。
女性は普段胸式呼吸をしています。
そのため、重心が胸のあたりにあることが多く、
肩の力が抜きにくくなっています。
起き上がりこぼしってご存じでしょうか?
昔よく見た、赤ちゃんのおもちゃ(?)
↑これのように、重心が下にあると
上半身が自由に動くようになるんです。
弾く時に、疲れや痛みを感じる方は
これだけでも楽になると思います。
ぜひお試しください
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